校長挨拶

 

茨城県立石岡第一高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
令和6年4月より本校に着任しました櫻井隆之と申します。どうか宜しくお願いいたします。

本校は、明治43年(1910年)に創立、今年で創立114年目を迎える伝統ある高校です。創立時は農学校として開校し、大正10年に現在の地に移転して以来、時代の変化に伴って学科改編を行い、県内唯一の全日制課程普通科と専門学科(園芸科、造園科)、定時制課程を併設する高校となっています。そのため、豊かな人間性と多様性を備えた優れた人材を多数輩出しており、卒業生の総数は、およそ3万人を数えます。
本校の校訓は、「誠実(表裏なく誠の心を以て事をなす)・自治(何事も自立的に行う)・博愛(広く世の人のためにつくす)」です。この校訓は、本校で学んだ同窓生にとって共通の精神、志となっているはずです。
また、在籍している生徒一人ひとりも、それら114年の歴史の中で積み重ね、築いてきた伝統や校風に誇りを持ち、この学校を愛し、生き生きと様々な活動に取り組んでいます。

最近の生徒の活躍を見てみると、大学合格者数で目覚ましい実績(R6国公立大学合格者数35名、私立大学合格者数316名)を残しているばかりでなく、就職者も毎年100%の内定率を獲得しています。
また、部活動では、弓道部、ウェイトリフティング部、バドミントン部が県予選を勝ち抜き、R6関東大会の出場を決めました。さらに弓道部は、女子チームが県予選を優勝し、長崎県で行われるインターハイの出場権を獲得したことに加え、男子3年髙田優太くん、女子3年三林夢果さんの2名が国民スポーツ大会弓道競技の本県代表選手にも選出されています。その他にも野球部をはじめとして、ここ数年間で各競技が県大会の上位に食い込む好成績をあげています。
文化部の活動も活発で、記憶に新しいところでは、高校生花生けバトルで全国大会出場を果たしました。
さらに、全国の農業系学科で組織されている農業クラブの大会においても、優秀な成績を修めるなど、本校生の活躍に目が離せません。

今後も本校では、課程・学科の特色を生かしながら、主体的に学ぶ創造性豊かな生徒を育て、地域における教育の中核として、「魅力ある学校」、「信頼される学校」となるよう、教職員一丸となって日々の教育活動を展開してまいります。みなさまからのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

茨城県立石岡第一高等学校
校 長 櫻井隆之